ショートプログラム(SP)4位の白岩優奈(16=関大KFSC)がフリー1位の118・54点を記録し、合計173・01点の2位となった。

 冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプは、後半のトーループで転倒。それでも2シーズン目となった「展覧会の絵」に乗りながら立て直し、後半には同じルッツ-トーループの連続3回転で+1・30点の出来栄え点(GOE)を導いた。

 SP6位でシニア初戦だった山下真瑚(15=愛知・中京大中京高)はフリー3位の112・48点を記録し、合計163・45点で3位。連続ジャンプを使い切れなかったが、秋のグランプリ(GP)シリーズに向けて経験を積んだ。

 優勝はSP首位の林恩讐(イム・ウンス)。韓国の15歳はフリー2位の116・24点をマークし、合計184・33点と将来性を感じさせる演技をそろえた。