18年世界選手権5位の友野一希(20=同大)が70・94点の3位となり、77・28点で首位発進の高橋大輔(32=関大KFSC)から後れを取った。

冒頭の4回転サルコーで転倒。体を大きく使った演技で観衆の拍手を受けたが、演技後半のトリプルアクセル(3回転半)でも着氷が乱れるなど、ジャンプのミスが目立った。

この日は1番滑走で、高橋の4年ぶりの復帰戦ということもあり、独特な雰囲気を味わった。

国際大会を転戦する20歳は「あの雰囲気の中で演技することはなかなかない。今まではいい練習を積めていて自信はあったけれど、自分を裏切る演技をしてしまった。会場に入るときから雰囲気が違って、全日本(選手権)に近い歓声をいただいた」。8日のフリーで巻き返す。