レバンガ北海道はサンロッカーズ渋谷に66-67の1点差で競り負けた。第4クオーター(Q)残り1秒で、フリースローを2本決められ、逆転負け。多嶋朝飛主将(30)が8日の公開練習時に「ハードな戦いになると思う」と話していたが、今季初めての同じ東地区相手にシーソーゲームを落とした。

第1Q終了時で10点を追う序盤から、第4Q残り6分38秒に54-54と追いついた。その後は、取って取られての激しい展開に。残り4秒でマーク・トラソリーニ(28)の3点シュートが決まり劇的逆転勝ち、と思われたが、直後に痛恨のファウル判定。電光掲示の残り時間は「00秒5」。フリースロー2本を与え、土壇場でひっくり返された。

昨季東地区6位のレバンガ北海道に対し、SR渋谷は5位で対戦成績は2勝4敗。プレーオフのチャンピオンシップ進出へ、初対決からたたいておきたい相手だったが、フリースロー成功率が50%と低調など、ミスが最後に響いた形となった。

今季から指揮を執るジョゼ・ネト監督(47)は試合中、両手を広げて、何度もチームを鼓舞したが、連勝はならず。今日14日も同カードに臨む。