B1新潟アルビレックスBBは今日17日の第3節で3連勝をかけて三遠ネオフェニックスとアオーレ長岡で対戦する。同会場での今季初戦。長岡市出身のSG/SF石井峻平(23)にとっては、地元で初のリーグ戦。故郷で全力のプレーを披露する。

地元長岡市での一戦。「あまり緊張はしていないです。楽しみです」。石井は堂々と臨む。昨季はB2東京Zの特別指定選手で、今季新潟に入団。9月の仁川電子ランド(韓国)とのプレシーズンゲームで、初めてアオーレ長岡でプレーした。ここでは17分間の出場で3点シュート2本を決め、MVPに選ばれた。公式戦では初のアオーレ長岡だが、いいイメージでコートに入れる。

開幕の滋賀戦(6、7日)は2試合で約8分間、ホーム開幕の秋田戦(11、12日)は1戦目に2分間ほど出場し、2戦目は出場機会はなし。それでも「目の前の試合に向けて準備をし、全力を出し切る」とひたむきだ。

得意の3点シュート以上に「守備を重視する」と言う。マークに対して食らい付き、リバウンドに飛び込む。「それが自分に求められていること」。B1の試合を体験し、プレーの正確さを体感した。「自分にできることをしっかりやる」。大切なのは3連勝への貢献。そのためのピースになることを誓った。【斎藤慎一郎】

◆石井峻平(いしい・しゅんぺい)1995年(平7)7月13日生まれ、長岡市出身。長岡大手高では国体少年男子県選抜メンバー。駒大に進み、2年の時から主力に。Bリーグ17-18年シーズンはB2東京Zの特別指定選手としてプレー。ポジションはSG/SF。187センチ、80キロ。背番号14。