ユース五輪の卓球女子代表で、銀メダル2つを獲得した平野美宇(18=日本生命)が18日、羽田空港に帰国した。

大会前、「優勝したい」と話していたが、シングルス、男子代表の張本智和(15=エリートアカデミー)と組んだ混合ダブルスともに中国勢に敗れた。「経験したことを(20年)東京五輪で生かさないと、銀メダルの悔しさを晴らせない。(20年)東京で銀メダルを金メダルに変えて、悔しさを晴らしたい」と2年後の雪辱を誓っていた。

ユースとはいえ、五輪の舞台。期間中は他競技の選手8人と同部屋で交流を深めるなど、大舞台の雰囲気に触れ、貴重な経験を積んだ。「ユース五輪は年齢的に1度しか出られないので、出場できたのはいい経験になった。久しぶりに寮にいる感じで楽しかった。試合に応援にきてくれたりした」と感謝した。

卓球の新リーグ「Tリーグ」が、24日(女子は25日)に両国国技館で開幕する。石川佳純(25=全農)が参戦を表明した一方で伊藤美誠(17=スターツ)は出場を見送った。「石川さんが参戦することはTリーグがすごく盛り上がるだろうと思う。(伊藤)美誠ちゃんも盛り上げる1人だが、自分も出ない選択も考えたので。それぞれ自分に合った選択をしているなと思う」とそれぞれの立場に理解を示していた。

新リーグではチームの優勝を目標に掲げる。「チームのみんなで頑張っていければいい。優勝して初代チャンピオンになりたい。開幕戦は絶対に出るのでぜひ見に来てください」とPRしていた。