自動車のスーパーGT第7戦は21日、大分県のオートポリス(1周4・674キロ)で決勝が行われ、GT500クラスは昨季王者の平川亮、ニック・キャシディ組(KeePer TOM’s LC500)が、1時間56分2秒296で今季初優勝した。予選5位から出て、ラスト6周でトップを奪っての逆転勝ちで、ドライバーズポイントでもトップに並んだ。平川は「これでまたチャンピオン争いに立つことができてうれしいけど、NSX-GT勢の予選の強さは分かっているから、油断はしません」と、最終戦に向けて気を引き締めていた。

GT300クラスは新田守男、中山雄一組(K-tunes RC F GT3)が1時間56分44秒520で優勝、こちらも予選10位から出ての逆転勝ちだった。最終戦は11月10、11日に栃木県のツインリンクもてぎで行われる。