全米覇者、世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が敗れ通算0勝2敗となったが、1次リーグ突破に望みを残した。ウィンブルドン覇者で、同2位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に4-6、7-5、4-6のフルセットで敗れた。しかし、続く試合で、同6位のスティーブンス(米国)が同9位のベルテンス(オランダ)に勝ったため、26日に行われる予定の大坂-ベルテンス、スティーブンス-ケルバーの試合の結果に、準決勝進出者がかかることになった。

大坂が準決勝に進むためには、26日に大坂とスティーブンス、両者の勝利が最低条件。その内、大坂とスティーブンスがともに3セットで勝利した場合を除き、大坂はA組2位で準決勝に進む。大坂とスティーブンスが3セットで勝った場合は、スティーブンスが1位通過。大坂、ケルバー、ベルテンスがともに得失セットが4-5で並ぶため、A組2位通過の選手は、ゲーム獲得率で決まる。