レバンガ北海道が今季最多失点で、またも天敵に屈した。16-17年シーズンのBリーグ開始から3季にわたり未勝利の千葉ジェッツに78-110で敗戦。同じ東地区のライバルに16連敗となった。

8点差を追って始まった第2クオーター(Q)は、開始から5分以上、得点を奪えない苦しい状況が続いた。一時はダブルスコアを通り越し、第2Q途中で24-51と最大27点差まで広げられた。第3Qで14点差まで詰めたが、15回のターンオーバーが響き、何度も速攻を決められるなど、挽回できなかった。

110失点はBリーグでのチームワースト。100失点以上は6度目で、そのうち5度の相手が千葉だ。17日の対千葉の今季初戦でも63-93の大敗。ジョゼ・ネト監督(47)は翌日の練習で「ディフェンスの準備をし、オフェンスの遂行度を上げていく」と雪辱に燃えていたが、白星にはつながらなかった。

野口大介(35)も「相手のホームに乗り込んで、今度は僕らも」と意気込んでいたが、難敵相手の長いトンネルから抜けられなかった。次節の28、29日栃木ブレックス戦(札幌・北海きたえーる)で、ホームのファンの力を得て立て直す。