秋田ノーザンハピネッツ(東地区)が連敗を6で止めた。アウェーで西地区首位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを79-63で撃破し、先週末にホームで敗れた悔しさを晴らした。第3クオーター(Q)を終えて同点。第4Qも中盤まで同点から、残り5分弱で22-6と突き放した。

堅守が光った。守備で35本、攻撃と合わせれば47本ものリバウンドを奪った。3日に左足を痛めた中山拓哉(24)も本格復帰2戦目で日本人トップの16得点、リーグ1位を走るスチールも第4Qの勝負どころで2本奪うなど、計4本を記録した。7日にはアルバルク東京に45点差もの大敗を喫したが、好調の名古屋Dを今季最少得点に抑えた。ベップ・ヘッドコーチ(49)は「1勝に喜びすぎず、1敗に落ち込みすぎず、安定したパフォーマンスをすることが大切」と浮かれることなく、反転攻勢に出る。