2年ぶり4度目の出場となる世界9位の錦織圭(28=日清食品)が、同3位のフェデラー(スイス)に7-6、6-3で勝利した。

試合時間は1時間27分。対戦成績を錦織の3勝7敗とした。直近では3日に行われたマスターズ・パリ大会準々決勝では0-2でストレート負けしていた。

第2戦では、同6位のアンダーソン(32=南アフリカ)と対戦する。過去の対戦成績は錦織の5勝3敗。

錦織は試合後、「内容はそんなに良くなかった。お互いにミスが多かったので、なかなかリズムがつかめなかった第1セットだったが、第2セットからは、徐々にリズムがつかめて、いいプレーが出始めた。(フェデラーには)プレーの質も少しづつ上げられた。この2カ月で2回負けているので、何か変えないといけないと思っていたのが実行できたのでよかった。(今後は)確実にレベルを上げていかないといけない。今日の反省点は多くあった。今日の勝利を自信にして次も戦いたい」と試合を振り返った。