18年4大陸選手権2位の三原舞依(19=シスメックス)が67・95点で首位に立った。67・64点で2位の紀平梨花(16=関大KFSC)に0・31点差をつけた。

三原は濃いピンクの衣装で今季の新SP「イッツ・マジック」を演じ、冒頭のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを、トーループが回転不足となりながら着氷。ダブルアクセル(2回転半)、3回転フリップは加点を導いた。演技直後はニッコリとうなずき、得点が発表されると少し首をかしげた。それでも演技構成点では5項目全てで8点台を記録し、3位のメドベージェワ(ロシア)に次ぐ32・59点をマークした。

グルノーブルで行われるフランス杯には2年連続で出場。今季はGP第4戦NHK杯(広島)で4位に入った。シリーズ2戦上位6人のGPファイナル(12月、カナダ・バンクーバー)進出の可能性も残すだけに、フリーでさらなる高みを目指す。