リオ・オリンピック(五輪)女王の登坂が女子50キロ級準決勝で敗れた。

6月の全日本選抜と同じく入江に屈し、「いけるという自信もあったので、本当に悔しい」と目を赤くした。終了間際に4-4で並ぶも、「ちょっと頭が真っ白になっていて、どっちが勝っているのか、ごっちゃになった」と勝敗の判断を見誤り、攻め続けなかった。世界選手権2連覇の須崎が欠場した好機もものにできず。「新しいレスリングをするのか、リオの時のように戻すのか」と迷いを口にした。