23日、24日にフジテレビ系で中継されたフィギュアスケートの世界選手権代表選考会兼全日本選手権男女フリー(午後7時)で、瞬間最高は東西ともに、大会5連覇を目指した女子宮原知子(20=関大)が演技後、採点を見守るキス・アンド・クライの場面だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

大阪開催となった今大会。23日に、宮原が得点を待つ場面で、関西地区は21時3分に30・8%。関東地区は同時間帯に25・8%を記録。SP首位の宮原は3位となり、SP2位の坂本花織(18=シスメックス)が逆転で初優勝を飾った。

また、今季、現役に復帰した高橋大輔(32=関大KFSC)に注目が集まった23日男子は、高橋が東西ともに瞬間最高を記録。関西は21時4分に高橋のキス・アンド・クライで27・4%。関東地区は21時1分の高橋の演技中で23・9%だった。成績は、SP2位の高橋が2位。SP首位の宇野昌磨(21=トヨタ自動車)が大会3連覇を果たした。

中継の平均視聴率は23日女子フリーが関西20・5%、関東が16・6%。24日男子フリーが関西16・8。関東15・4%。

(数字は、いずれもビデオリサーチ調べ)