洛南(京都)が2年連続3度目の決勝進出を決めた。昨年の高校総体決勝で敗れた市尼崎(兵庫)に3-0のストレートで雪辱。山本龍主将(3年)は「じっくり対策を立ててきました」と笑顔でインタビューに応じた。

4日間の中断期間中にサーブレシーブを徹底チェックした。高校総体では勝負どころで相手サーブに崩され、フルセットの末に惜敗。その反省をしっかり生かしてミドル、サイドと多彩な攻撃で揺さぶり、ブロックも効果的に決まって終始主導権を握った。

絶対エース大塚達宣(3年)は両チーム最多の27得点も「試合中盤で少し気持ちが引いてしまった」と反省。昨年は決勝で鎮西に屈しただけに「1年生からコートに立たせてもらっている。最後の1点を自分が決める気持ちで、集大成として戦いたい」と言葉に力がこもった。