スポーツ庁の鈴木大地長官(51)が6日、ミス日本グランプリの度會亜衣子さん(21)から表敬訪問を受けた。度會さんは現在、東大の中でも最難関と言われる理科三類の2年生で水泳部にも所属し、スポーツにも積極的に取り組んでいることから、今回の表敬が実現した。

水泳部入部前は息継ぎも出来なかったが、今では大会で400メートルを泳ぎ切るなど、勉強だけでなくスポーツにも力を入れてきた。

4月から医学部に進むことから勉強も忙しいが、水泳の時間も確保している。「スポーツをすることで頭がリフレッシュし、勉強にも良い影響になる」と話すと、鈴木長官は「その文言(スポーツ庁で)そのまま使って良い?」と返答。同庁が勧めるスポーツ実施率向上につながる良い事例になると考えたようだ。

英語、フランス語、中国語も話せると聞くと「非の打ちどころがないスーパーウーマン、初めてです。できないことがないですね」と目を丸くした。「スポーツもやり(医学部で)自ら研究もして(ミス日本で)広告塔にもなれる。ぜひこれからもよろしくお願いします」と、協力関係を呼びかけた。

鈴木長官は最後に「スポーツ庁の長官になって3年半ですけど、今日初めて長官になって良かったと思いました」と話し、笑いを誘った。