世界1位で2連覇に挑む大坂なおみ(21=日清食品)は、日本時間12日午前10時以降開始の3回戦で、同25位のダニエル・コリンズ(米国)と対戦。6-4、6-2で完勝した。

コリンズは、14、16年にバージニア大で、全米大学女王に輝いた。低年齢化が進む最近の女子テニス界にあって、大卒のプロ選手は珍しい。16年に大卒後、18年3月のマイアミオープン準々決勝でV・ウィリアムズ(米国)にストレート勝ち。一躍、注目を集めた。

大坂と世界1位を争うライバルは、同3位のクビトバ(チェコ)が2回戦で敗れ脱落。大坂が3回戦に進んだことで、同5位のKa・プリスコバ(チェコ)は優勝しても大坂を抜けず、世界1位争奪戦は、大坂と同2位のハレプ(ルーマニア)との一騎打ちに絞られた。大坂は4回戦では同23位のベンチッチ(スイス)と対戦。決勝に進めば、自力での1位維持が確定する。



大 坂6-4
6-2
 - 
コリンズ

第2セット


   101112
大 坂       
コリン           

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

 

▼第8ゲーム 大坂のサーブ。大坂が連続ポイントで30-0。大坂のダウンザラインで40-0。この試合2度目のマッチポイント。1ポイント返されるも最後は得意のバックハンドを決めてキープ。6-2と連続でセットを奪いストレート勝利。

▼第7ゲーム コリンズのサーブ。15-15からコリンズのファオがアウトで15-30。コリンズのフォアがウィナーで30-30。大坂がダウンザラインのウィナーでマッチポイント。大坂のファオがアウトで40-40。最後は大坂のネットプレーがミスとなり、コリンズがキープ。

▼第6ゲーム 大坂のサーブ。15-15から大坂のサービスが決まって30-15。バックのストレートが決まり、40-15。最後はコリンズのショットがネットにかかり、大坂がキープで5ゲーム連続奪取。

▼第5ゲーム コリンズのサーブ。コリンズが3連続ポイントで40-0。大坂がバックのウィナーを決めてガッツポーズ。40-15。その後も大坂が連続ポイントで40-40。4度目のジュースの末に、大坂が粘り勝ち、このセット2度目のブレーク。

▼第4ゲーム 大坂のサーブ。15-15からコリンズのファオがアウトで30-15。コリンズのファオが連続でアウト。大坂が最後サービスエースを決めて、しっかりとキープ。

▼第3ゲーム コリンズのサーブ。大坂がバックのウィナーなどで3連続ポイントで0-40。大坂のバックがアウトで、ラブゲームで大坂がブレーク。

▼第2ゲーム 大坂のサーブ。30-15から大坂のファオがネットにかかり30-30。大坂のフォアがウィナーで40-30。続けてバックでウィナーを決めてキープ。

▼第1ゲーム コリンズのサーブ。コリンズが3連続ポイントで40-0。大坂がポイントを返して40-15。コリンズがサービスエースを決めてキープ。


第1セット


   101112
大 坂       
コリン         

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク


▼第10ゲーム 大坂のサーブ。30-15からコリンズのファオがアウトで40-15。大坂のファオが決まってキープし6-4で第1セットを先取。またも「カモーン」と雄叫び。

▼第9ゲーム コリンズのサーブ。コリンズが連続ポイントで30-0。コリンズがダブルフォルトで30-15。大坂のリターンがオーバー。大坂はラケットを自らの足にぶつけて悔しがる。40-15。大坂が連続ポイントでガッツポーズ。40-40。大坂がバックのストレートを決めてアドバンテージを握り「カモーン」と気合いを入れる。ウイナーでブレークアップすると再び「カモーン」と叫ぶ。

▼第8ゲーム 大坂のサーブ。15-15から大坂の鋭いサービスエースが決まる。コリンズのリターンがアウトで40-15。コリンズのバックがネットで、大坂がキープ。

▼第7ゲーム コリンズのサーブ。15-15からコリンズがダブルフォルトで15-30。コリンズがラリーの後、ドロップショットを決めるなど、追いつき逆転し40-30。大坂の強烈なリターンでコリンズのボールがネットにかかり40-40。最後はコリンズのサービスエースが決まり、キープ。

▼第6ゲーム 大坂のサーブ。コリンズの連続ポイントを許し0-30。ピンチだったが大坂が4連続ポイントを決めて、逆転キープ。

▼第5ゲーム コリンズのサーブ。15-15からコリンズがダブルフォルトで15-30。大坂がバックでダウンザラインを決めて15-40。大坂のリターンがネットにかかるなど、コリンズが連続ポイントで40-40。互いにブレークポイント握る展開。最後はコリンズがしのいでキープ。

▼第4ゲーム 大坂のサーブ。30-15から大坂のバックがアウトで30-30。互いに1ポイントずつ返して40-40。大坂のファオがネットでコリンズのアドバンテージ。大坂のバックがアウトで、コリンズがブレーク。

▼第3ゲーム コリンズのサーブ。30-30から大坂のリターンがアウト。大坂がポイントを返してこの試合初のジュース。大坂がファオを決めてブレーク。

▼第2ゲーム 大坂のサーブ。大坂が難なくキープ

▼第1ゲーム コリンズのサーブ。40-0から1ポイント返されたが、そのまま押し切ってキープ。


リターンする大坂なおみ(AP)
リターンする大坂なおみ(AP)
レシーブする大坂なおみ(AP)
レシーブする大坂なおみ(AP)
サーブする大坂(AP)
サーブする大坂(AP)
大坂と対戦したコリンズ(AP)
大坂と対戦したコリンズ(AP)