日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が26日、東京都内で2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会理事会に出席し、同会長の退任を説明した。

竹田氏は理事会の冒頭で発言。6月にJOC会長と国際オリンピック委員会(IOC)委員を退任すると明かした。竹田氏は組織委副会長も務めるが、理事会後に武藤敏郎事務総長は「次のJOC会長が代わるのが自然」と話した。

理事会では子どもの大会参加を検討していることも報告された。選手の荷物運びなど競技のサポートやエスコートキッズ、選手村での国旗掲揚などで、小学生から高校生の起用が検討されている。聖火リレーについても準備状況を報告。64年東京大会同様に伴走者の起用を推す質問もあった。