B1新潟アルビレックスBBの小菅学社長(45)と長岡市出身のSG石井峻平(23)が24日、長岡市役所を訪問し、中地区初優勝、チャンピオンシップ初進出を果たした18-19年シーズン終了の報告を行った。

高見真二副市長(55)から長岡産コシヒカリ1俵を贈呈され、チームからは展示用に中地区優勝記念プレートなどを手渡した。報告後、小菅社長は選手の来季契約に向けた交渉状況の一端を明かした。

会談の場で高見副市長が「プロチームが街にあるのはうれしいですね」と話すと、小菅社長は「街が元気になってくれればいいです」と答えた。来季は今季以上の成績が目標。戦力確保は達成のための第1段階だ。

小菅社長は「まず現有戦力の確保」。日本人選手については契約満了のため自由交渉リスト入りしたPG山口祐希(32)を含む11人全員を残留させる方向。週明けから交渉を本格化させる。外国人選手も同時に残留交渉を進める。動向が注目される2季連続得点王Cダバンテ・ガードナー(27)については代理人とも直接会う予定。「ダバンテには残留してほしいと直接話してある。代理人にも会って、こちらの意向を伝える」と小菅社長。激しい争奪戦を示唆した。