世界ランク11位の日本は0-3で同1位のブラジルに敗れ、2勝3敗と再び黒星が先行した。

ブラジルは5戦全勝。日本は第1セットを序盤にリードしながら逆転で失い、第2セット以降はブラジルの強いサーブとブロックに苦しんでストレート負けした。9日は世界8位のイランと対戦する。大会は16チームが総当たり戦を行い、7月の決勝リーグには開催国・米国と、同国を除く上位5チームが進出する。

日本はベスト布陣ではないリオオリンピック(五輪)王者に食い下がりながらもストレート負け。

中垣内祐一監督は「内容的には完敗。もう少し自分たちのバレーをしたかった」。第2セット以降は強度の上がったサーブに崩されて攻撃の精度を欠き、ブロックにつかまるケースも目立った。途中からは石川、西田らを下げてベンチメンバーに経験を積ませた。石川は7得点にとどまり「途中から攻撃が単調になった」と反省していた。