フェラーリのセバスチャン・フェテルが今季初となるポールポジションを獲得した。

直線主体のサーキットでフリー走行ではパワーユニットのパワフルさを利して先行したが、予選ではメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが互角の走りを見せた。しかしQ3最後のアタックで再逆転を果たしポールポジションをつかみとった。

「今日はアドレナリンで一杯だったよ。僕らはグリップを感じてあとは全開でアタックするだけだ。ドライビングをとても楽しむことができたよ。今日はクルマがとても良かった。明日はタイヤをいたわる必要があり難しいレースになるけど、この良さを明日につなげたいね」

2位にはチャンピオンしぷをリードするメルセデスAMGのルイス・ハミルトン。レッドブル・ホンダはQ2をミディアムタイヤで通過しようとしたマックス・フェルスタッペンが11番手タイム。ソフトタイヤに履き替えてアタックを開始したところで他車がクラッシュを喫し、赤旗終了となりタイムを更新できないまま11位でQ2敗退となった。ピエール・ガスリーはルノーの先行を許し5位に終わった。(米家峰起通信員)