米プロバスケットボールNBAのドラフト会議が20日、ニューヨークで行われ、1巡目での指名が確実視された八村塁(21=ゴンザガ大)は、1巡目9位のウィザーズから指名を受けた。

NBAは破格の高年俸で、1巡目の指名選手のルーキーイヤーから数年の年俸基準値は、規約で定められており、八村の1年目の年俸は、最大約446万ドル(約4億9100万円)を手にするとみられる。

▼NBA新人年俸 ドラフト指名された選手の年俸は決まっている。1巡目1番目が最も高く、2番目、3番目と順に差がつけられている。その額の80~120%の間で球団と契約できる。契約は2年目までが保証されており、3年目からは選択制となる。ドラフト開催年ごとに支払われる年俸は異なるが、放送権料の高騰もあり近年は毎年、高くなっている。

▼NBAはお金持ち 世界中にファンを持つバスケットボールの最高峰リーグ、NBAは世界中から大きな注目を浴びている。経済誌フォーブスのスポーツ選手最新年収ランキング(18年発表)で、上位100人のうち40人がNBA選手。米国の4大スポーツの中でも最多。選手の平均年俸が世界一高いプロリーグという統計もある。