2度の最優秀選手を獲得しているステフィン・カリー(31=ウォリアーズ)が23日、八村塁(21=ゴンザガ大)について「バスケIQが高い」「彼のスタイルはNBAの試合が向かっている方向性にすごくあっている」と言及。賛辞を惜しまず、今後への期待を込めた。

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◆年俸 17年にウォリアーズと5年総額2億100万ドル(約221億円)の契約を結び、18-19年シーズンはNBA最高年俸の3750万ドル(約41億円)。CMなど副収入を合わせると年収は約90億円とも言われ、フォーブスの19年度世界で最も報酬の高いアスリートランキングでNBA選手で最高の9位に入った。

◆MVP 14-15年シーズンから2季連続で獲得。特に15-16年シーズンはチームを40年ぶりの優勝に導き、得点王、スチール王などタイトルを総なめ。史上初、満票での最優秀選手賞に輝いた。

◆記録 15-16年シーズンに127試合連続3点シュート成功、シーズン402本の3点シュート成功のNBA記録を樹立。16年11月のペリカンズ戦では13本の3点シュートを決め、1試合のリーグ最多を更新(当時)。17-18年シーズンに史上初の6季連続3点シュート成功本数200本以上を達成した。

◆ステフィン・カリー 1988年3月14日、米オハイオ州生まれ。ホーネッツ、ラプターズで活躍した父デル・カリー氏の影響で競技を始める。デビッドソン大から09年ドラフト1巡目、全体7位でウォリアーズに加入。14年からオールスターに6年連続で選出。14-15年シーズンから2季連続で最優秀選手に輝く。NBA優勝3度、準優勝2度。191センチ、86キロ。