【光州=益田一弘】あの北島を超えた! 瀬戸大也(25=ANA)が、日本人最多の通算4個目の金メダルを獲得した。前半から飛ばし最後の50メートルで失速も逃げ切った。200メートルとの2冠でともに五輪内定。日本人の2冠は03年の男子平泳ぎの北島康介以来16年ぶり、通算数も北島を上回った。今大会は金2、銀1と日本初の1大会個人種目メダル3個も獲得。萩野公介、チェース・ケイリシュ(米国)が不調の中で同種目最多の3度目の優勝。東京五輪までにさらにタイムを上げていく。
女子個人メドレーの大橋悠依(23=イトマン東進)が、2大会連続のメダルを獲得した。400メートル決勝は4分32秒33で銅メダル。前回大会の200メートル銀メダルに続く表彰台となった。今大会は22日の200メートル決勝では平泳ぎの泳法違反によって失格。失意から中5日で迎えた本命種目で立て直した。最終日に女子で今大会初のメダル。競泳日本代表は今大会で金2、銀2、銅2のメダル6個を獲得した。