カヌースラロームで16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)の銅メダリスト羽根田卓也(32=ミキハウス)が4日、東京五輪会場となるカヌー・スラロームセンターの新コースチェックを行った。

普段はスロバキアを拠点に練習を行うが、今年は7月上旬に帰国。30度を超える暑さの中で試走し「まさか熱中症を気にしながらやるとは。他の選手は本番直前。試走できたのはアドバンテージになる」。コースの感触について「クセがあるので、いろんな設定で試した」と話した。

羽根田は6日にスロバキアへ戻り、ワールドカップ(W杯)最終戦(9月6日開幕・チェコ)、世界選手権(同25日開幕・スペイン)を経て、五輪最終選考会となる10月のNHK杯(18日開幕・東京)前に再び帰国する。