競泳日本学生選手権が6日、開幕する。

男子の幌村尚(20=早大)は5日、東京辰巳国際水泳場で練習を行った。今夏の世界選手権代表は逃したが、8月のW杯東京大会200メートルバタフライで1分55秒25を記録して優勝。悩まされてきた右肩痛から復調気配だ。幌村は「W杯で手応えをつかんだ。1ストロークで前に進んでいる感覚がある。1分54秒台前半を狙いたい」。昨年4月の日本選手権では自己ベスト1分53秒79で瀬戸大也、坂井聖人を破って初優勝。このタイムは、瀬戸が世界選手権で銀メダルを獲得した1分53秒86を上回っている。実力者が再び上昇気流に乗る。