男子200メートル自由形は、吉田冬優(ふゆ、明大4年)が1分48秒09で初優勝した。

吉田冬優は第1日の400メートル同様に先行。同種目では最後に吉田啓祐(日大1年)に抜かれて2位に泣いたが、今回は吉田啓祐の追い上げを振り切った。

プールから上がった吉田冬優は男泣き。表彰式ではもらい泣きしたプレゼンターの明大1年先輩、松元克央と抱き合い、最後には笑みもこぼれた。

第1日の逆転負けに「ひたすら悔しくて、ずっと涙が止まらなかった」という吉田冬優。この日は「4年生なので、ここで負けたら命を取られるつもりで泳いだ」という。

去年まで松元が連覇した種目での勝利に「2日目良いスタートが切れた。(明大の男子総合優勝)5連覇に向かっていこう」と応援席に向かって、大きな声を上げていた。