18年全日本選手権で8位と躍進した細田采花(あやか、24=関大)が大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させたが、47・35点の19位と苦しい立場になった。

冒頭の3回転半は1・28点の加点を導き、場内は大歓声。だが、続く3回転サルコーが回転不足となり、連続ジャンプにつなげられなかった。最後の3回転フリップは2回転となり0点。大技の成功にも喜ぶ様子はなく「悔しいというか、残念。10点中3点です」と振り返った。

1年前に輝いた全日本選手権(12月、東京)への通過者数は、今大会上位12人。現時点では圏外となっており「(トリプル)アクセルを2本入れて、ノーミス(に)して、笑顔で終わりたい」と3日のフリーで巻き返す。