男女とも開志国際(北信越V校)が新潟県代表校を下し、「県王座」を手にした。女子は新潟産大付に85-48で快勝した。優勝決定戦を戦った男女4校が12月の全国選手権(ウインターカップ=東京)に出場する。

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SG山口里奈(3年)のジャンプシュートが面白いように決まった。出場タイム21分間で両チーム最多22得点。「いい感じに終わって、ウインターカップにつなげられる」と快勝に手応えを得た。

伊藤翔太監督(31)は「力は全国でトップクラス。ボールを持っていないところで仕事をすれば、1段も2段もレベルアップできる」と山口を評す。昨年7月にはU-17女子ワールドカップ(W杯)(ベラルーシ)に出場。途中出場ながらグループリーグ・ベラルーシ戦(104○52)では12分39秒の出場で12得点をマークした。山口はスピーディーなバスケットを展開する開志国際でもチームの核だ。

山口は福岡出身。「全国で1番強い学校を倒すために開志国際に来た」と言う。「ウインターカップはシュートを決める。一番大事なディフェンス、リバウンドも頑張りたい」と言った。