今季シニアデビューした3人のロシア選手が表彰台を独占した。

GPファイナルで1カ国が表彰台を独占するのは初。ショートプログラム1位のコストルナヤが、2本のトリプルアクセル(3回転半)を含む全てのジャンプを着氷。歴代世界最高の合計247・59点で優勝した。「合計点の記録を更新することをモチベーションにしていた。全てにおいてベストを尽くした。昨日(ショートプログラム)のようなクリーンなスケートができてとてもうれしい」と笑顔だった。

4回転フリップは転倒したが、4回転ルッツを2本跳んだシェルバコワが2位。フリップ、ルッツ、トーループの3種3本の4回転ジャンプを跳んだトルソワが3位となった。トルソワは4回転サルコーは失敗したが、シーズン終盤には4回転ループ投入を示唆するなど、さらなる進化を誓った。