関西制覇を5度経験する大体大が関大に屈し、来季のBリーグ降格が決まった。15~17年度をBリーグで戦い、昨季からAリーグに復帰。だが、わずか2年で降格を味わった。

試合序盤は相手陣へ攻め込む時間帯が続き、攻撃で圧倒。だが、ラインアウトからのモール攻撃、ゴール中央約30メートルから狙ったPGの失敗などで先制点を奪えない。

前半15分、相手陣10メートルライン付近で関大WTB大西俊一郎(1年=関大北陽)にインターセプトされ、独走で先制トライを献上。大体大もCTB山下真之介主将(4年=荒尾)の2トライなどで前半は14-17と健闘したが、後半は相手の4トライで引き離された。

関大は1年前の入れ替え戦で摂南大に29-31で屈し、Bリーグ降格を味わった。2点差の悔しさをバネに、1年でAリーグ復帰を決めた。