フィギュアスケート女子で18年世界選手権2位の樋口新葉(18=明大)が友からパワーをもらった。

18日は全日本選手権(19日開幕、東京・国立代々木競技場)に向けて本番会場で公式練習。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させ「まだ考え中なんですけれど、まずは明日(のショートプログラム)のことを考えて、それから(フリーの投入を)考えたいです」と見通しを示した。

前日17日には白血病と闘病している競泳池江璃花子(19=ルネサンス)の退院が発表された。親交の深い樋口は「少し前から(退院は)知っていた。自分も聞いてうれしかった。自分も璃花子も、どんどん上を目指していかないといけない」。本人とも会うことができたといい、刺激を受けている様子だった。

女子はショートプログラムが19日、フリーは21日に行われる。