4連覇を狙う宇野昌磨(22=トヨタ自動車)が、105・71点で2位発進した。トップの羽生に5・01点差。冒頭の4回転フリップを含めてジャンプすべて成功した。

年明けから師事する見通しの06年トリノ五輪銀のランビエル・コーチの前で躍動。演技後は、右腕を大きく振り下ろして、ド派手にガッツポーズした。

「最後のステップで転ばず思い切りいって。もう大丈夫かな、早くうれしさを表に出したいなと思った」 今季はメインの指導者不在でスタート。「1人で練習して1人で試合をする。できる、できないではなく、楽しくないって思った」。同コーチと出会って、滑る楽しさを取り戻した。演技前に「グレートスピリッツで」とハッパをかけられた。「これまで自分にできる以上を自分に望んでいた。(今回は)いつもと違う気持ちになれた」と笑顔。22日のフリーではフリップ、トーループの2種3本の4回転ジャンプで舞う。ープの2種3本の4回転ジャンプで舞う。