世界選手権で国の枠を得て、優勝で代表内定だった3選手の明暗が分かれた。リオオリンピック(五輪)金の女子68キロ級の土性沙羅は準決勝で敗れ、「練習ではできるのに試合ではできない」とタックル不発の悩みを吐露。男子フリー74キロ級の奥井真生は初戦で姿を消し、「守りに入ってしまった」とうなだれた。

ともに2月1日のプレーオフで今大会の優勝者と争う。18年世界王者の65キロ級の乙黒拓は3試合を勝ち抜き決勝進出。「明日一つあるので集中するだけ」と話した。