SP4位樋口新葉が、会心の演技で2位になった。高いジャンプを次々と決めて、ミスが出てもリカバー。演技後は両拳をぐっと握って喜んだ。宮原、坂本を抜いて世界選手権代表に近づいた。

約3カ月かけて食事制限、筋肉量を増やすなど、軽くて動ける体作りを敢行。持ち前のジャンプが復活した。「白いご飯が大好きなんですが、それを食べないで、夜の練習をやるのがつらかった。タンパク質と野菜をとっていた。実験的な特訓だったけど、結果が出て自信につながる」とにっこり。18年世界選手権銀メダリストが復活した。