29日まで7日間にわたる大会が幕を開けた。精華女(福岡)が八雲学園(東京)を100-64で下し、2回戦に進んだ。

精華女がスピードで八雲学園を圧倒した。立ち上がり、U18候補で主将のエースPG樋口鈴乃(3年)がドライブシュートを決めてリズムに乗った。さらに、U16・17・18で代表歴のあるSF三浦舞華(3年)と樋口の連係プレーなどでリードを広げ、前半を49-25として勝負を決めた。

大上晴司コーチは「去年負けた八雲さんと初戦で当たるとはびっくりしたが、目標のベスト4に向けては良い組み合わせになった。ゲームの入りで非常に集中して、みんなが最初に爆発してくれた」と会心の雪辱勝ちにニッコリ。樋口は「ベスト4での相手は桜花(学園)さんになると思うが、そうなるためにやってきた。(次からの)相手がどこでも、自分たちのバスケをやってベスト4になる」と言葉を弾ませた。

八雲学園はU18のC粟谷真帆(2年)が182センチの高さを生かし、オフェンスリバウンドを取って反撃したが、チームが走り負けた。