競泳男子の瀬戸大也(25=ANA)が、来年の漢字一文字を「金」と定めた。

23日、米国から帰国。現地では短水路(25メートルプール)で争う国際リーグの400メートル個人メドレーで世界新で優勝。ライバルのケイリッシュ(米国)に11秒以上の差をつけた。「レース前に『お前、世界記録、頑張れよ』と言ってきて『いやいや、保険かけんなよ』と。『おれは来年にフォーカスする』というから『それは誰でもフォーカスするでしょ』と言った。勝ち癖は大事。レース後に(相手の)表情を見たら結構効いてた。ジャブは打てた」とにやり。米国内での乗り継ぎでロストバゲージとなったが「荷物が軽くなって結構、楽でした」と持ち前の前向き思考で笑い飛ばした。