聖カタリナ学園(愛媛)が準々決勝進出を決めた。67-61の逆転勝ちで東京成徳大高を退けた。

聖カタリナ学園は、46-50と4点を追って迎えた最終の第4クオーター(Q)、51-52とすると、エースのSG森美月(3年)がフリースロー2本を決めて逆転した。その後、再逆転されたが、森の3点シュートなどで再びリードを奪って逃げ切った。森は40分間コートに立ち続け、チーム最多25得点、4リバウンドをマークする活躍ぶりだった。

森は会心の逆転勝利に「後半、自分が点を取らないと勝てないと思った。ボールをもらってから仕掛けた。負ける気はなく、4Q目に追い抜こうと思っていた」と喜色満面で話した。そして、準々決勝に向け「次の試合ではディフェンスを頑張って、走るバスケをしたい」と気合を入れた。

東京成徳大高は、U16候補のSG山田葵(2年)が4ファウルとなっても奮戦。PF小関笑(えみ、3年)もゴールを量産したが、最後に力尽きた。