全国高校ラグビーで流通経大柏(千葉)との2回戦(30日)に臨む静岡聖光学院が、入念な相手対策で万全を期した。

29日は奈良県内で調整。守備のメニューを重点的にこなした。相手FW陣との平均体重差は約10キロ。この日のスクラム練習では主力組が8人に対し、控えが10人で押すなど、屈強な相手のパワーを想定して行った。

NO8那須一洋(3年)は「重さを感じることができた」と強調。勝てば同校初の3回戦進出が懸かる一戦に向け、主将の大西馨汰(けいた、3年)も「自分たちのラグビーで勝ちたい」と思いを代弁した。