NBAウィザーズのブルックス監督が29日(日本時間30日)、全体練習終了後に取材に応じ、故障欠場中のルーキー八村塁(21)について「まだ痛みがあるようだが、長期間の離脱にはならない」との見解を示した。八村はこの日も練習に姿を見せなかった。

八村は16日の試合で鼠径(そけい)部を負傷して途中交代後、6試合連続欠場中。ブルックス監督は前日のニックス戦の試合前に、来年1月4日のナゲッツ戦まで10試合は欠場が続く可能性を口にしていた。

この日は「(八村の状態に関する)最新情報はない」とした上で、「彼は若いし体つきもいい。どれだけ実戦から遠ざかっているかにもよるが、練習でいったんコートに立てば、そこから試合復帰までは1週間から10日、もしくは2週間程度になるのでは」と話した。(ワシントン=奥岡幹浩)