初出場の大分東明がBシード常翔学園(大阪第2)の壁に阻まれた。前半から立て続けにトライを奪われ、11分にはフィジー出身の先発CTBジョアペ・ナホ(2年)が右肩の負傷で途中交代。

24分に1トライ挙げたが、地力の差を見せつけられた。

それでも県予選決勝では強豪大分舞鶴を17-14で破り、聖地で貴重な経験を積んだ。白田誠明監督(43)は「(ナホが)いるのといないのとでは、大きい部分がある」としながらも「これも部全体の力。しょうがない。負けたら終わりのタイトな試合で、精神的な疲労度がある中で、どう過ごすか。(1回戦から)次への切り替えや、過ごし方が勉強になった」と振り返った。