黒沢尻工(岩手)が前半2分に先制トライを許すなど、7連続トライを決められてBシードに屈した。

伊藤卓監督(45)は「前半から簡単に点をやってしまった。実力がこの程度」と守備を嘆いた。それでも、後半24分にFB畠山太星(3年)が中央に反撃のトライ。後半30分にはモールを押し込み、FW遠藤柊弥(3年)もトライを奪った。遠藤は「最後だったので、自分で取り切ろうと思った」と3年生の意地を見せた。