NBAウィザーズのルーキー八村塁(21)が2月1日(日本時間2日)のネッツ戦で23試合ぶりに復帰する可能性が高まった。

30日(同31日)、ホームでのホーネッツ戦の前に、ブルックス監督が「次戦での実戦復帰が濃厚になってきた」と公式ツイッター内で明かした。

八村は12月16日(日本時間17日)のピストンズ戦で、相手シュートのリバウンドを取りに行った際、チームメートに股間部分を蹴られ、鼠径(そけい)部を打撲していた。開幕から25試合連続で先発出場していたが、その後は22試合連続で欠場している。

約1カ月半ぶりの復帰となるため、先発かどうかは31日(日本時間1日)の練習を見て決める。

ブルックス監督は「スタメンかどうか、何分出場するかも分からない。長いこと試合をしていないので、ゲーム勘やコンディショニングの心配はあるが、楽しみ。みんなにとって朗報だ」と話した。

調整もうまくいっているといい「ここ2週間どんどん状態が良くなっていった。ハードルをどんどんクリアしていった。オフェンスとディフェンスの新しい戦術を導入しているが、問題なく対応できる」と復帰の理由を明かした。

また16日(日本時間17日)に行われるオールスターでの若手による試合「ライジングスターズチャレンジ」に八村が選出された場合には、出場させる意向で「順調に進めば出てもらう。それまでに公式戦も6試合くらいある。ぜひ選ばれて欲しい」と話した。