東京オリンピック(五輪)出場権がかかる飛び込みW杯東京大会(4月21~26日、東京アクアティクスセンター)の派遣選手選考会を前に4日、東京辰巳国際水泳場で前日練習が行われた。親子3代での五輪出場がかかる金戸凜(16=セントラルスポーツ)は、安田とのシンクロ板飛び込みと、個人種目の板飛び込みにエントリーした。

昨夏の世界選手権に出場した高飛び込みは、慢性的に痛めている右肩の状態を考慮して回避した。金戸凜は「肩のことを考えて、高飛び込みはお休みすることにしました。悔しい気持ちはあるが、板飛び込みでチャンスがあるので、頑張りたい」と意気込んだ。

個人種目で今大会上位2人は、W杯東京大会に出場。五輪世界最終予選を兼ねた同大会で準決勝進出の上位18位以内に入れば、東京五輪出場が内定する。