予選1位の村上和基(30=三重県体育協会)・伊藤洸輝(20=日大)組が、決勝で394・68点をたたき出し優勝した。予選でも首位に立ち、他の4組を寄せ付けぬ強さを示した。2人は、東京オリンピック(五輪)の世界最終予選を兼ねたワールドカップ(W杯)東京大会(4月21から26日、東京アクアティクスセンター)に派遣される。

午前中に行われた予選では、367・92点を記録。日本水連が定める主要国際大会決勝進出の目安(364・98点)を上回った。決勝でも勢いを継続。5回目の演技では207C(後方3回半抱え込み)を決め、この日最高点の81・18点を出した。

13歳で五輪出場を目指す玉井は、伊熊と出場。決勝では振るわず352・89点で最下位だった。玉井は、7日の男子高飛び込みにも出場する。