19年世界選手権代表の榎本遼香(23=栃木DC)・宮本葉月(19=近大)組が、295・80点を記録し優勝。3組中予選1位(283・50点)で決勝に進み、勢いそのままに好演技を披露。

東京五輪の世界最終予選を兼ねたW杯東京大会(4月21から26日、東京アクアティクスセンター)に派遣されることが決まった。

1回目の演技を終えて首位に立ち、その後譲ることはなかった。3回目では5152B(前踏み切り2回半、1回ひねりえび形)を決め、70・20点の高得点を出した。榎本は「今までで一番高い点数を出せて良かった」と満足しながらも、今後より完成度を高める意欲を見せた。

親子3代での五輪出場を目指す金戸凛は、安田とのペアで281・94点の2位。姉の華・渋沢組は、267・90点の3位だった。

○…板橋、荒井組は決勝で289・56点を出した。出場1組だったが、日本水連が定める主要国際大会決勝ラインの281・67点をしっかりとクリア。2人は6日から個人種目の高飛び込みに出場する。左足痛の板橋は「けがなく飛びきること。そして優勝できるように頑張りたい」と口にした。