30年冬季五輪招致を目指す国内候補地となった札幌市の秋元克広市長が6日、選手村計画について、既存のホテルを利用し、新たな施設は建設しない方向で検討を進める考えを示した。

萩生田光一文部科学相との面会後、記者団に語った。先月11日、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長と会談した際に同様の考え方が示されたといい「従来のように1カ所に全てということにはこだわらないというお話をいただいた。それに基づいて概要計画策定を進めている」と語った。