ホッケー女子日本代表DF小野真由美(35=SOMPOケア)が17日、都内の介護付き有料老人ホーム「そんぽの家 高円寺」を訪問した。

男子のFW北里謙治(30)とともに、入居者らにホッケーの魅力を紹介。短いスティックを使ったホッケーゲームで触れ合った。

小野は「ホッケーはなかなか目に触れる機会がないスポーツですが、ボールが足に当たると反則なんです。あとはスティックは平らな片面しか使えません。今日はこれを覚えて帰って下さい」と、明るい声でわかりやすく説明した。

小野は、所属先でもあるSOMPOケアを通じて、地道な訪問活動を続けている。「ホッケーを知りませんでした、という方もいますし、競技を知っていただく良い機会だと思います」。5カ月後に迫った東京五輪に向けて「男女ともに五輪に出場することは初めてです。日本でのオリンピックは一生に一度と思っています」と話していた。

北里は「子供たちを対象としたものは経験がありますが(高齢者とのイベントは)初めてでした。応援してもらえるので、頑張りたい」と話した。