Bリーグ選手会長の田口成浩(30=千葉)が27日、日刊スポーツの電話インタビューに応じ、ポストシーズンを含む残り全試合の中止を決定したリーグの決断を支持した。一問一答は次の通り。

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-残り全試合の中止が決まった

国内外の現状を見れば仕方ないと思う。リーグとしては、レギュラーシーズンやプレーオフを最後までやり切り、チャンピオンをしっかり決めたいという思いはあったと思う。それに向けての行動はしてくれたと感じている。

-選手側は、中止と再開ではどちらの意見が多かったか

それはまばらというか、いろいろな意見があった。とにかくプレーオフだけでもやりたいという選手がいれば、本当に怖いからやりたくないという選手いるし、本当にそれぞれ違っていた。

-選手会長の立場として、意見をまとめるのは大変だったか

ただ、どっちかと言えば、こんな声があればこんな考えもあるといった具合に、いろいろな意見が存在していることをリーグに報告するのが会長としての務めと考えていた。

-会見でチェアマンは、選手会とは2回ほど話し合ったと説明していた

無観客試合を2日間やった翌日の月曜日が1回目。その後に再中断が決まったあと、25日に2回目の話し合いをした。

-2度目の話し合いがあったその夜に、小池都知事の緊急会見があった

最終的な決定に向けて、都知事の会見はかなり大きかったのではと感じている。