バスケットボールB1の秋田ノーザンハピネッツは14日、白浜僚祐(28)が自由交渉選手リストに公示されたことを発表した。甘いマスクから「秋田のプリンス」とも呼ばれた白浜は「日本で一番アグレッシブなディフェンス」を掲げるチームの中で、誰よりもその体現にこだわってきた。

Bリーグ発足時の16年にシーホース三河から加入。オールスターに2度選出の人気選手で、在籍4年目の今季は主将を務め、32試合に出場した。新型コロナウイルスの影響でリーグ打ち切りになり、東地区5位でシーズンを終えたが、目標のチャンピオンシップ逆転進出へチームを鼓舞してきた。

B2、B1でスチール王に輝いた中山拓哉(25)も先日、自由交渉リストに公示された。2人とも退団、移籍の可能性があり、チームの看板を一気に失う可能性を含んでいる。また秋田は長谷川暢(23)との来季契約が合意したことも発表した。