NBAで八村塁が所属するウィザーズのスコット・ブルックス監督(54)が14日(日本時間15日)、娘のレクシーさんにバリカンで髪の毛を丸刈りにされるシーンを動画公開した。新型コロナウイルス治療に関するチャリティー活動の一環で、医療従事者らに食料を届けている慈善団体へのクラウドファンディングで2万5000ドル(約275万円)が集まれば、娘に髪の毛をそってもらうと公言していた。約10日間で目標額に到達した。

ブルックス監督は、「私たちのヒーローを助けるための面白い方法だった。引き続きみんながひとつになり、前を向きながら、彼らをサポートしつづけていきたい」と話し、ブルックス家からさらに2万5000ドルを追加寄付することも発表した。

ブルックス監督は16年からウィザーズを指揮。サンダーを率いた09-10シーズンには最優秀ヘッドコーチ賞を受賞している。

コロナ禍の影響で、NBAは3月中旬からシーズンを中断している。選手は自宅待機を余儀なくされていたが、ウィザーズはチームの練習施設の使用を15日から認めることを発表している。